10月24日のキッズ・アートクラブでは、水彩絵の具で絵を描きました。

今日来てくれたのは小学1年生の女の子。
買ったばかりの水彩絵の具をパレットに順番に出していくことからはじめました。
色の名前をよみあげていくと、聞いたことのないものがあったようです。
「セルリアンブルーって、どんな色?」
「空の青っていう色よ」
セルリアンブルーは、ラテン語で「空」を意味する「caselum」に由来した色の名称です。
空の色は千差万別。この色が実際の「空の青」なのかどうかはさておいて・・・
ふだん耳慣れない言葉を色の名前から知っていくのって、たのしいことだと思います。

新しい筆はノリで固められているけれど、ほぐすととっても柔らかです。
そっとほっぺたを筆でなでて、「きもちいい~」と(笑)
そう、新しい道具って、「きもちいい」ものですよね。

では、さっそく描きはじめましょう。
そして出来上がったのが、この2枚。

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1枚目は、観賞用の小さなかぼちゃを五つならべて見ながら描きました。
描きすすめていくうちに、しだいに物語がうまれていきました。
森の中、魔女の女の子がパーティーに行くところ。赤い杖を持ってほうきに乗っています。
かぼちゃに車輪がついて「かぼちゃ電車」になりました。丸い自動ドアもついています。
かぼちゃのヘタの曲がり具合が杖に似ていたところから発想し、こんな物語の絵になりました。
どんなパーティーに行くのでしょうね・・・興味あるなあ。。。
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2枚目は、アトリエにあった紙風船です。
色の順番をよく見て描きました。
「白い色のところは点線で描くの」と工夫しています。
サインのかわりに手形も押しました。

筆だけでなく、指もつかってグイグイ描きました。